京の竹工芸の科学によるブランド化と市場創生のための基礎的研究 -放置竹林撲滅・地域活性化に向けて-

研究活動の要約

近年、府内各地で大きな社会問題となっている放置竹林問題の解決の一助として、京都府の放置竹林等から得られる未利用竹資源を高付加価値化して、京都の持つ伝統的なブランド名を、科学的裏付けをもってさらにブランド化した製品を製造するための基礎を確立することを目的とし、研究を行った。3年計画のうちの初年度である平成29年度は、主として竹の産地や竹齢による物性や構成成分の違いについての検討を行った。熱重量測定、示差熱分析測定、動的粘弾性測定の結果では、竹齢や産地によって大きな差異は認められなかったことから、産地や竹齢の差による構成成分の差異はほとんどないことが示唆された。一方で、1年未満の竹については、細胞形態が変わらない状態になってからも木質化が進行している可能性が示唆され、横方向のヤング率等をはじめとする種々の物性の変化も認められた。

採択年2017
対象地域未選択
種類
キィワードキィワード未設定
ファイル京の竹工芸の科学によるブランド化と市場創生のための基礎的研究 -放置竹林撲滅・地域活性化に向けて- (PDF, 412 KB)