研究活動の要約
本研究には2つのテーマを設定した。
(1)連携する3機関の地元である下鴨・北山地域の文化と景観、およびその変遷をたどる。
(2)府立植物園をはじめ京都の景観が詳しく描かれている川端康成作『古都』を題材に、京都イメージを分析する。
この2つのテーマについて、府立総合資料館の資料を活用して定期的に研究会を開いた。『古都』における京都イメージの検討には、小説だけでなく、同時代の随筆・写真・イラスト・広告・観光案内パンフレット、そして『古都』を原作とする映画をはじめ、映像資料も分析対象となった。
それと平行して、下鴨・北山地域の現地調査(上杉・大場)・京都市中心部の町家と町並みの調査(浅井・野口)・北山杉生産地の調査(井口和起京都府立総合資料館館長の協力)を行った。
採択年 | 2009 |
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対象地域 | 京都府全体 |
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ファイル | 20世紀における京都の文化と景観に関する学際的研究--下鴨・北山地域を中心に (PDF, 127 KB) |