研究活動の要約
近年、中山間地域ではガソリンスタンドが廃止される傾向にあり、家庭等で充電できる電気自動車の普及が期待されている。一方、温暖化防止や生態系保全、森林荒廃による災害の防止など地域の環境問題解決のためには森林整備の促進と木材資源の利活用が求められている。したがって、バイオマスエネルギーを活用した発電ならびに電気自動車の普及は、過疎化対策と環境対策の両面から有効な手段であると考えられる。
本研究では、まず、宮津市上世屋地区において電気自動車を実際に導入し走行実験を実施した。つぎに、活用可能な木質バイオマスが丹後広域振興局管内にどれくらい賦存しているのか、基礎データを収集し、GISを用いて解析した。さらに、バイオマスエネルギーを活用した発電システムについて先進的な取り組みについて国内外の事例を調査した。
採択年 | 2011 |
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対象地域 | 宮津市 |
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ファイル | バイオマスエネルギーを活用した過疎地域における電気自動車の普及に向けた調査研究 (PDF, 2 MB) |