宮津市のまちづくりに対する京都府立大学の地域貢献のあり方に関する調査研究

研究活動の要約

本調査研究は、市民が主体的にまちづくり構想の策定に取り組む「北前船港町・城下町まちづくり構想研究会」に、京都府立大学のメンバーがコーディネーターとして参画し、連携・協働のパイロット事業として構想策定に関わっていく中で、京都府立大学が連携協力包括協定を締結している宮津市のまちづくりに対する京都府立大学の地域貢献のあり方について、探っていこうとしたものである。
同研究会は、約40名の市民公募や関係団体から選抜されたメンバーで構成され、半年間にわたって少人数グループによるワークショプ形式で構想づくりを進め、4つのテーマごとのプロジェクト構想が策定された。
また、本研究の参考とするため、市民主導型のまちづくりの先進事例として、山形県酒田市の酒田みなとまちづくり市民会議及び酒田・中通り商店街振興組合、北九州市門司区の門司港レトロ倶楽部及び門司赤煉瓦倶楽部の視察調査を行った。
<北前船港町・城下町まちづくり構想研究会>
・第1回 H25. 9.12 事例報告、参加者自己紹介、北前船・まちづくりについて意見交換
・第2回 H25.11. 8 事例報告、①宮津の海辺でやりたいこと、②宮津のまちなかがどうあるべきか、
③仕事や生活での北前船の活かし方についてグループワーク
・第3回 H25.12.14 由良の現地あるき、テーマ別のグループ(①ニューツーリズム・お土産開発検討部会、②おもてなし向上検討部会、③歴史・研究・教育検討部会、④まちの魅力発信検討部会)による意見交換とグループワーク
・第4回 H26. 1.25 テーマ別のプロジェクトグループ(①知の観光!丹後由良×北前船、②知の観光!宮津市街地×北前船、③これぞ港町!海の活用、④海とまち、宮津と寄港地!つなぎ)による意見交換とグループワーク
・第5回 H26. 2.25 テーマ別のプロジェクトグループ(第4回と同様)によるプレゼン試行と意見交換
・第6回 H26. 3.31 テーマ別のプロジェクトグループ(①由良・石がつなぐ港まちづくり、②よう来なったなぁ宮津!、③これぞ港町!海の活用、④海と町、宮津と寄港地!つなぎ)ごとに井上正嗣宮津市長及び今井一雄北前船まちづくり委員会委員長にプレゼン

採択年2013
対象地域宮津市
種類
キィワード
ファイル宮津市のまちづくりに対する京都府立大学の地域貢献のあり方に関する調査研究 (PDF, 381 KB)