研究活動の要約
我々は古くから多くの発酵食品を製造し、食してきました。そのためヨーグルトや漬物など、多くの発酵食品に用いられる乳酸菌は我々にとって非常に身近で安心なものといえます。京都でも古くから多種多様な発酵食品が製造されており、その発酵過程の多くを乳酸菌が担っています。しかし、多くの類品の中で突出するためには更なるブランド力の強化が望まれます。そこで、機能性を有した乳酸菌を用いることによって、商品の高付加価値化が可能になり、独自性の獲得が期待できると考えました。本研究では、京都市産業技術研究所の持つ京都独自の乳酸菌コレクションと京都府立大学動物機能学研究室が持つ乳酸菌の機能性評価技術を融合し、京都ブランドの乳酸菌製品の開発に向けた有用乳酸菌株の取得を目指しました。
採択年 | 2015 |
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対象地域 | 京都市 |
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ファイル | 京都産の発酵食品等から単離した乳酸菌から、ヒトに好影響を与える京都ブランドの有用菌株を取得するための研究 (PDF, 1 MB) |