早生樹の活用による森林資源の再造成への挑戦、学校の環境教育の実践

研究活動の要約

木材の需要拡大のため、国産広葉樹の活用が検討されてきている。特に有用材として近年注目を集めている早生樹のセンダンにおいては、九州以外の地域で植林された事例はほとんどないため、京都府を含む関西地方を中心としたエリアで実際にセンダンを植栽してその後の成長経過を調べ、また寒冷地で他の早生樹種の植栽を試験することを目的とした。また、循環型資源である木材の活用を推進するため、小中学校などで実際に早生樹を植え成長の様子を記録していくことが、学校教育の中の環境教育において重要と考え、学校での植樹および経過観察の実践をも目的とした。まず、植栽センダンの成長測定として、岡山~福井までの6府県11箇所の国有林および京都府立大学演習林、長野県で10~25本のセンダンを平成27年(一部は平成28年)春に植栽し、これらと別途荒廃農地に植栽したものと成長を比較した。また北海道、長野、京都にヤマハンノキ、ハンノキを植栽した。次に、平成29年4月25日に京都市立蜂ヶ岡中学校の敷地内に、科学部の生徒が主体となって日なたと日陰に3本ずつセンダンを植え、成長を調べた。測定作業は中学校の科学部がクラブ活動として、定期的に植えたセンダンの成長を記録した。大学からも春と秋に現地で調査の指導をした。

採択年2018
対象地域未選択
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