京都府産もち米を利用した水あめの開発の京生菓子文化の継承・発展に資する

研究活動の要約

古典籍を調査して、過去における水あめの作り方を調べました。その結果、水あめの製法に3つの方法があったことを突きとめました。この3つの方法を現代に応用するために、世界各地の多様なイネ品種を集めて、その種子を試作できる量に増殖しました。増殖に用いたのは、日本の古い糯米の品種のほか、ラオスやフィリピンなどのアジア各地の品種約15品種です。秋以降、これらを使い、胚乳の物理的性質のほか、アミラーゼ活性などを調査しました。「4大学連携プロジェクト」と協力して「もち研究会」という研究会を府立大学、府立医科大学、京都工芸繊維大学、京都大学などの研究者とともに立ち上げました。

採択年2019
対象地域京都府全体
種類
キィワード
ファイル京都府産もち米を利用した水あめの開発の京生菓子文化の継承・発展に資する (PDF, 357 KB)